■ やきそばスナック、新包装に/黒石市
黒石市中町のレストラン御幸(村上信吾社長)が販売している「やきそばスナックくろいし」がこのほど、黒石商業高校情報デザイン科生徒の制作による新パッケージで登場した。レトロ風の文字に愛らしいキャラクターが加わり、幅広い年代から人気が呼びそうだ。
やきそばスナックは、太平麺の黒石焼きそばを油で揚げたお菓子で「ソース味のカリポリした食感がくせになる」と同店の人気商品。売れ行きが伸び、さらなる消費拡大を図ろうと同校の生徒にパッケージ制作を依頼した。
阿保愛未さん(18)と岩村久恵さん(17)の2人の合作。阿保さんが文字を、岩村さんがキャラクターを担当し「レトロ風に」と要望を受けてパッケージをデザイン。2人によると子どもに受け入れられやすいようにと駄菓子をイメージし「ヤッキー」という男の子のキャラクターを加えた。
パッケージの裏には「ヤッキーとゆかいな仲間たち」と題してヤッキーの彼女やペット、敵などのキャラクターが登場。一つ一つに解説を加え、凝ったつくりとなっている。
「昔っぽさを出したい」とさまざまな書体の案を考えた阿保さん。岩村さんは「うまくまとまらないときは母からもアイデアをもらいました」と話す。2人を見守った情報デザイン科の佐藤あゆ子教諭は「外に発信でき、生徒にとってわくわくする体験だったと思う」と成果を話していた。
店によると新パッケージは「懐かしいと買っていく人が多い」と好評で「黒石の町おこしに役に立てたら」と期待を寄せていた。やきそばスナックは1パック60グラム入り300円。
■ 17日付の主な掲載記事
□ いきいき放談/南黒母親大会実行委会長
□ アップルランド、ふるさと企業大賞/平川市
□ 村の部で田舎館村、町の部で大鰐町が3位/県民駅伝
□ 津軽の水公開討論会/黒石市
□ 悪質!スプレーで落書き/平川市
□ 写真特集/黒石市連合婦人会体育レク大会
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